なんじゃこれは・・・
ってな感じですわ。
知らないことが多すぎる・・・って言うか、
「知らない」んですね、何を知らないのかも知らない・・・
でも・・・
「知る」ことについては、楽しいし、嬉しいし・・・だな。
『ダモイ』の意味も、
シベリア抑留も・・・
物語の内容とは別に、そんな感想を抱いてしまった本。
ずいぶん前に「回って」来た本だ。
昔は推理小説ボチボチとは読んだが、最近は何故だか手が伸びなくなっている。
なので、結構放置だった。(^^ゞ
かなり・・・面白かったぞ。
まぁ、若干シベリア抑留生活の筆舌に難い場面もあるが、句集を中心に推理していく様はテンポもよく乗せてくれました。
・・・それにしても作家って、凄いね。有ることは今そこで見て来た様に、無いことは有ることの様に仕上げるんだもんねぇ。
鏑木 蓮(かぶらぎ れん、1961年 - )
本書は2006年8月、小社より単行本として刊行されました。
文庫本 講談社 2009年8月12日 第1刷発行
【思い出す為のメモ】
ラーゲリ=俘虜収容所、マロース=カンパ、マホルカ=煙草
鴻山隼人中尉
2005年(平成17年)11月
自費出版専門の「薫風堂出版」:槙野英治、その上司 朝倉晶子
敗戦、ソ連軍に拿捕されシベリアへ。