1956年大阪生まれ、同志社大学中退。本書で作家デビュー。
2006年8月 大田出版より単行本にて発刊。
実の祖父がいたこと、
特攻で亡くなったこと・・・
姉の発案で、実の祖父のことを調べ始めた二人。
戦友会に当たって次々と話を聞き
次第にその人柄とかが判ってくる・・・
かなり涙が出たな。
読んだ後は・・・何だか考えさせられた。
今のうのうと生きてる自分の事など。
それに、太平洋戦争の展開が、戦史などを読むよりはるかに分ったような気がする。
兵隊に行って戦う兵士の心情なども・・・
素晴らしい本だったな。
話を聞いた戦友
元海軍少尉 長谷川梅男(戦闘機乗り)
元海軍中尉 伊藤寛次(戦闘機乗り)
元海軍飛行兵曹長 井崎源次郎
元海軍整備兵曹長 永井清孝
元海軍中尉 谷川正夫(戦闘機乗り)
元海軍中尉 岡部昌男(予備学生から桜花隊員)
元海軍中尉 武田貴則(元特攻隊員)
元海軍上等飛行兵曹(戦闘機乗り)ヤクザ
元海軍一等兵曹(通信員)