永遠の0 --- 百田尚樹(ひゃくたなおき) ---

1956年大阪生まれ、同志社大学中退。本書で作家デビュー。
 
2006年8月 大田出版より単行本にて発刊。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
僕:健太郎(26歳 司法試験浪人のフリーター)
姉:慶子(30歳 フリーライター
 
祖母が亡くなってから祖父から聞かされた。
実の祖父がいたこと、
特攻で亡くなったこと・・・
 
姉の発案で、実の祖父のことを調べ始めた二人。
 
戦友会に当たって次々と話を聞き
次第にその人柄とかが判ってくる・・・
 
かなり涙が出たな。
 
読んだ後は・・・何だか考えさせられた。
今のうのうと生きてる自分の事など。
 
それに、太平洋戦争の展開が、戦史などを読むよりはるかに分ったような気がする。
兵隊に行って戦う兵士の心情なども・・・
 
素晴らしい本だったな。
 
話を聞いた戦友
 元海軍少尉 長谷川梅男(戦闘機乗り)
 元海軍中尉 伊藤寛次(戦闘機乗り)
 元海軍飛行兵曹長 井崎源次郎
 元海軍整備兵曹長 永井清孝
 元海軍中尉 谷川正夫(戦闘機乗り)
 元海軍中尉 岡部昌男(予備学生から桜花隊員)
 元海軍中尉 武田貴則(元特攻隊員)
 元海軍上等飛行兵曹(戦闘機乗り)ヤクザ
 元海軍一等兵曹(通信員)