「梨の花」 --- 中野重治 ---

明治35年、福井県坂井郡高椋村(現在の丸岡町)一本田に生まれた中野重治は、昭和の時代を戦うように生きてきたプロレタリア文学の作家です。
「中野重治記念文庫」より抜粋しました。)

(↓)こんな出だしで始まる物語です。中野重治自身の少年期だと言うことですが、まるっきり我が故郷「福井県丸岡町」が舞台になっています。
 語り言葉も福井弁、地名も店の名も・・・故郷です。(^^♪
良平は一升徳利をさげて高瀬屋の店を出た。(中略)高瀬屋のおんさんが、良平を小学校生徒あつかいするからだ。(中略)松岡屋の前を通る。松岡という村が、どこにあるかは知らぬがどこかにある。(中略)竹田屋というのは、やはり竹田の村から出てきたにちがいない。・・・・

この本、相当昔に買ったものです。昭和53年頃?ですかネ。もう一度チャレンジと思って読み始めましたが・・・何せ活字が小さいんです。揺れ動く電車の中では難しいし、薄暗い喫茶店内でも・・・^_^;

まぁ、ボチボチ読み進めます。

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こちらのページで中野重治の詩を紹介してます。→ http://blogs.yahoo.co.jp/kenta0312/22899116.html