2008年1月29日(火)の仙台出張は時間に余裕がありました。 |
仙台市営地下鉄に乗って訪問先へ
行きは、JR仙台駅前の地下鉄「仙台」駅から乗って「長町南」駅で下車。帰りは始発駅の「富沢」駅(ここは地上駅)から乗りました。
ここのホームを歩いていたら・・・不思議なネーミングの博物館の看板がありました。「地底の森ミュージアム」ってあります。よく見るとさっき降りた「長町南」駅下車徒歩5分とあります。これは・・・行って見なければ・・・ |
そこで「地底の森ミュージアム」(富沢遺跡)へ・・・途中下車です。(^^ゞ
2万年前の森が地層の深くに眠っていて・・・それを発掘し、その状況のまま保存しているそうです。富沢遺跡では昭和62・63年(1987・1988)に小学校建設のための事前調査が行われました。遺跡内では30回目の調査だったので「富沢遺跡第30次調査」と呼んでいます。上から順に近世・中世・平安時代・古墳時代・弥生時代の水田跡、植物の根や茎がよく残っている土(泥炭層)、その下からは縄文時代の穴や倒木の跡が見つかりました。さらに2m下(現在の地面から約5m下)からは、約2万年前の旧石器時代に生きた人達の活動跡と森林跡が一緒に見つかりました。
遺跡を発掘されたままの状態で保存公開するために、ここでは特殊な保存処理剤が使われています。
無色・無臭のこの保存処理剤は「ポリシロキサン」と呼ばれ、最先端の科学技術が応用されています。
ポリシロキサンはケイ素化合物の一種で、化学反応によって水へ溶けにくくなり、また分子レベルで水の動きを抑え、カビなどの発生を防止する効果をもっています。
そして、分子構造式を変えることによって親水性にも疎水性にもできる性質を持っています。
遺跡を発掘されたままの状態で保存公開するために、ここでは特殊な保存処理剤が使われています。
無色・無臭のこの保存処理剤は「ポリシロキサン」と呼ばれ、最先端の科学技術が応用されています。
ポリシロキサンはケイ素化合物の一種で、化学反応によって水へ溶けにくくなり、また分子レベルで水の動きを抑え、カビなどの発生を防止する効果をもっています。
そして、分子構造式を変えることによって親水性にも疎水性にもできる性質を持っています。
↑ 仙台市地底の森ミュージアムHPから転載しました。 |
→ http://www.city.sendai.jp/kyouiku/chiteinomori/index.html
(携帯のバッテリーもプッツンで、デジカメも駅のロッカーに置いてきてしまったので・・・もう少し色んな角度から撮りたかったのですが・・・ザンネン。)
2万年前の森・・・緑豊かだったんでしょうね。想像するのも難しいです。
20,000年です。ウチの例で見ると、もしボクが90歳まで生きているとして・・・親父が生まれてからボクが消えるまで、つまり二代ですね・・・約110年です。一人の代が50年と見れば・・・
20,000÷50=400
400代が営々と行き続けてきた時間ですねぇ。(はは・・・よく判らない計算)
20,000年です。ウチの例で見ると、もしボクが90歳まで生きているとして・・・親父が生まれてからボクが消えるまで、つまり二代ですね・・・約110年です。一人の代が50年と見れば・・・
20,000÷50=400
400代が営々と行き続けてきた時間ですねぇ。(はは・・・よく判らない計算)
想像すらしがたい時間の「流れた事実」と・・・現実にあった2万年前の「ひと時」・・・そんな思いが訪ねてみたいと思った原動力でした。
富沢駅の近くでは、まだ何やら発掘作業を行ってました。今度は何が出てくるんでしょうかね。楽しみです。(^^♪