格差と民主主義 --- ロバート・ライシュ ---

ホントに・・・読まなくなった「本」
これ、読み終えるのに半年かかりました。(活字を目で追った程度ですけどね。

長年勤めた会社を辞めて年金暮らし。
蓄えがあるわけでもなし・・・資産といえば、ローンが若干残ったマンションと親父が残した田舎の家ぐらいなもの。

『リタイヤ貧困』って言葉があるそうですが、これにぴったりですなワタシ。

そんなジブンがここに至って感じていたことは、「格差」の拡大と
ひょっとしてダーウィンの進化論じゃないけど、弱肉強食の資本主義社会に適合しない者は淘汰されるのが自然なのかい!?  んなバカな 

ピケティさんの読み物もいいけど・・・分厚いし、と手にしたのがこの本でした。

一握りの富裕層で、国内の富の多くを握りしめ、さらにその富を拡大させようと豊富な手持ち現金を献金として政治に介入し、より有利な政策・規制へと誘導させる・・・

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富裕層への課税強化と
モノ言わぬ有権者ではなくて「行動する有権者」になって
民主主義を確保するのだぞ! と言っている様です。

ふむ そうですか イメージ 2

2014年12月4日 発行
訳者 雨宮 寛 / 今井章子