キアズマ --- 近藤史恵 --- (単行本)

イメージ 1

この作者の「自転車スポーツシリーズ」は4作目。
ときて、この「キアズマ」だ。
前三作は「白石誓」が主人公だったが今回は別物の物語に仕立てましたな。
そう言う意味では少しガッカリかな。

「題名」は何れも考えさせるものだったけど、今回もだね。
個人的にはそこまで捻らなくてもいいんじゃないって思ったりもします・・・つまり、イマイチ意図が汲みきれない、という感想です。
・・・途中から文字を追うだけで思考停止状態になります。↓

キアズマ:
減数分裂の前期後半から中期にかけて、相同染色体が互いに接着する際の数カ所の接着点のうち、染色体の交換が起こった部位。X字形を示す。
三省堂大辞林

物語としては、単純な自分の性格ですので・・・即、感化されます。
自転車、ガンバって乗ろうかな。




新光(しんこう)大学の自転車部

岸田正樹:一浪した一年生。小中高と柔道をやっていた。フランス帰り。

自転車部部員
 村上文彦(部長) 三年生:全治十ヶ月、二週間の入院
 櫻井元紀 二年生 関西弁、喘息持ち。(櫻井康紀)
 隈田克俊 二年生
 堀田先輩

旧友 豊:中二の冬、柔道で急性硬膜下血腫、後遺症。

青山幸夜、穂積ほたる




発行 2013/4/20 株式会社 新潮社

初出 小説新潮 2011/12月号~2012/10月号