一路 (上・下)--- 浅田次郎 ---

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なかなか捗らない「読書」・・・根気が続かないのよね~、元来の性分なのだけれど、年と共にその傾向が強まってきたね。

と、いう事で久々の読了でした。
浅田次郎の時代物は多々あるようですが、これが初めて。

江戸末期の中山道を通る参勤交代を題材にした物語。
出発地は今の地名で言えば岐阜県関ヶ原辺りらしいですが・・・地元の方のブログを見ると、お殿様のいたお国も、お家も架空の様です。
(その方 [法人かも?] のブログの地図が秀逸なのですが、無断でリンクする訳にもいかないので、検索語を記録しておきましょか。「岐阜県田名部郡」「かわらばん926」)

なかなかの浅田節、相変わらず冗談と泣かせでした。
やっぱり不用意に人前では読めませんな。

思い出すための登場人物

西美濃田名部郡 知行七千五百石の交代寄合旗本 殿様:蒔坂左京大夫
蒔坂御家門:蒔坂将監
参勤道中の御供頭:小野寺一路(おのでらいちろ)
道中めどき(易者):朧庵(ろうあん)
馬喰:丁太、半次(双子)→ 参勤道中の槍持ち奴
中流しの髪結い:新三(しんざ)
勘定役:国分七左衛門と、その娘、薫
浄願禅寺住職:空澄和尚
共頭添役:栗山真吾
御蔵役:佐久間勘十郎→参勤道中の御手先
斑馬のブチ
側用人:伊東喜惣次(蒔坂将監の郎党