「悲恋」・・・ありましたか?

台風8号が大暴れしてます。
沖縄・九州どころか新潟・福島までもが大変な事になってます、ご注意下さい。

東京も蒸し暑く、厚い雲が覆ってます。
こんな日は出歩かないで、新聞でも・・・じっくりと読みますかね。

昨日の読売新聞夕刊一面です。
「川端 悲恋の書簡11通」だそうです。11通もですよ、可哀相にねぇ。

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で、今朝の読売新聞「編集手帳」に目が止まりました。
新明解国語辞典』の面白い説明文のところをピックアップして紹介している文庫本がありましたね、だいぶ昔に読んだ事があります。

で、黄色傍線に加えて、赤傍線のところが何ともいいですねぇ、合体ですって。
手を握る事なぞ大変な時代、
ましてやねぇ・・・接吻なんてぇ事はまさに「歓喜する」事ですな。
それ以上なんていったら、そらアンタ、いったいぜんたいどうなる事やら、天竺の果てまで飛んで行ってしまいまっせ。

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手元に『新明解国語辞典』(第6版)が有りましたんで、引いてみました。

<【恋愛】= 特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。>

とありました。

ふむ、3版と6版・・・嫉妬の様が加えられたんですかね。それと、「まれにかなえられた・・・云々」は無くなってますな。真剣な恋愛を茶化しちゃいかんとでも思ったんでしょうか。
おおそうだ、「合体」も無くなってますな。

ええ、この辞書は好きなんです。