新老人の思想 --- 五木寛之 --- 新書版

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まぁね、決して後ろ向きな気持ちになっている訳じゃあ有りませんぜ。
この間、新聞の書評欄をみていたら紹介されてましたんでね、新しい老人の生き方でも示唆してくれるんかい!、と思って読みはじめた次第。

五木寛之さんってね、有名な作家さんですよね。でも、どうした訳かこの本ともう一冊「大河の一滴」の二冊しか読んでません。
石川県金沢にもご縁があるそうです・・・そうですか。

もう一つ勉強したのは・・・これを作詞されたんですか。はぁ~  、ええ知りませんでした。唄は知ってましたけど。若かりし頃学校祭のテーマ曲にしたもんです。(と、その頃を思い返してYouTubeなんかをヒックリ返して記憶を蘇らそうと試みましたが・・・これじゃなくて「若者たち」だったかぁ??とかなって、あはは、却って混乱しただけですわ。)

【青年は荒野をめざす】(ザ・フォーク・クルセダーズ)cover


どうやらこの辺りが言いたいことなんでしょうか??
よくあることですが・・・外してたらゴメンナサイね。

老化を悪とする文化がある。そして死を敗北とみなす思想がある。
私たちは21世紀に、それまでとちがう文化をつくり出さなくてはならない。それは、老いることが自然であり、死もまた当然とする文化である。
(p206~p207より抜粋。)


・・・そうは言ってもねぇ、老いを「自然」として受け入れる事は出来そうだけど、「死」はそう易々と当然には出来ないな、ええ、俗人の証しだね。
でも、さすがは「親鸞」を書いた作家さんだと思います。もう少ししたら「親鸞」読んでみますか。

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幻灯舎新書
2013年12月10日 第1刷発行
『日々、「日刊ゲンダイ」に書きつづったものから選んだ提言である。』そうです。