懲りもせずにこの作者の本を手に取ってしまいました。相も変わらず泣かせてくれました。
親子の情、家族の情、同級生の情・・・地域の情・・・
なかなか都会では触れる事の出来ない「情」かも知れません。
まぁ、尤もそんな情やらしがらみから抜け出したくて都会に出て来たってことも有るんですけどね。
これからもこの作者の本を読むでしょう、きっと。
電車の中で、Kindleを片手にハンカチで目頭を押さえてるジイさんを見掛けても見て見ぬ振りをして下さいね、恥ずかしいから。
物語の舞台:梅郷町(人口9千人を切った過疎の進む町)
森原家
祖父(達哉・達じい)、祖母(キミ婆)、父(隆造)、母(珠代)礼子(レイコさん)、弟・孝継(タカツグ)
野上稲穂(イネちゃん)と子供・麗央くん
カラオケボックス・ウッドフィールズ
鳩山書房(若社長・カツちゃん) 他
本書は「家の光「で、2002年7月号~2003年12月号まで連載されていた作品に大幅な修正を加えた文庫オリジナル作品です。
平成25年8月25日 角川書店より「角川文庫」として初版発行