「四谷荒木町」(=車力門通り)に迷い込んだ!?

最近は昼飯のあと、その近隣をぶらつくのが楽しみ。
そう、今日も地下鉄の四谷三丁目駅から歩いて「そうめん」を平らげたあと・・・腹ごなしに 

この辺、階段のある小路が多いです。いきなり階段を下りますと・・・
池のある小さな公園と祠に出くわします。

池は「策(ムチ)の池」、徳川家康さんが鷹狩りに来てここに注ぐ井戸水で策(むち)を洗ったことに由来。
で、祠は「津の守弁財天」、美濃高須藩「松平摂津守義行」さんの上屋敷があったことに由来するそうです。
・・・しかも、この池には「滝つぼ」があるらしい。

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で、こんどは石畳の坂を上がって行くと、荒木公園に。

乃木大将にまつわるナツメの木だそうです。
あまりにも普通~に佇んでいるのでピンと来ないのですが下の説明書きを読めば少しかは合点できます。

(右下クリックで拡大)
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【乃木大将、日露戦争ステッセル司令官、昨日の敵は今日の友】

何だかね、この辺りまで来ると・・・盛りだくさんの物珍しい風景にワクワク感満タンに 

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 「伍番館坂」
ここも石畳です。

で、古~いコンクリート製の外灯が残ってますわ。

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※ そう言えば、函館に「日本最古のコンクリート電柱」ってのが有りましたなぁ。



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この坂、(→)
「モンマルトルの坂」と呼んでるそうです。




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坂の途中に喫茶店がありました、お茶にしましょか。
で、「モンマルトルの坂」って無理有りませんかぁ?って訊ねると
・・・正面の高い建物が無い頃はねぇ~って事でした。

因に・・・思い出からの写真
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お店は
古伊万里骨董ショップ」も兼ねる『百舌の蔵』

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※ 2013/6/2 追記。テレビ東京「迷っても行きたい!路地裏の名店」で紹介されてました。


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この地域は料亭が何軒も有ったそうです。
何でも最盛期には約250名の芸者衆が在籍ですって。

そのうちの一軒「雪むら」
もう既に廃業してます。








と、まぁ・・・ここまで、わくわくで歩いてたんですが、とんかつ「鈴新」さんの店先でこんなチラシを見つけましてね・・・読んでみました。

なるほど、です。
窪地で大きな庭園池の跡にできた街並ですか。
鈴新のおやぢさん頑張ってますね。

「車力門」の由来も書いてあります。

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この地図もおやぢさん手作り?
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あとでネットで見ると、街並マニアには人気の場所のようですね。

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と、言う事で
街並を満喫しましたぜ。

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