舟を編む --- 三浦しおん --- (単行本)

相変わらず「読書力」低迷中です。
ひょっとしたらこのまま枯れていくのかも知れません。
何せ・・・ジジイですから。

で、久し振りに読み切りました。


三浦しをん(本名同じ)1976(昭和51)年、東京生れ、女性。

早稲田大学第一文学部卒業。2000(平成12)年、書下ろし長篇小説『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』などの小説を発表。『乙女なげやり』『ビロウな話で恐縮です日記』『あやつられ文楽鑑賞』『ふむふむ―おしえて、お仕事!―』など、エッセイ集も注目を集める。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を、2012年『舟を編む』で本屋大賞を受賞。他に小説『むかしのはなし』『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』『まほろ駅前番外地』『天国旅行』『木暮荘物語』などがある。


なんともはや、予想と言いますか想像だにしていなかった場面です。
「国語辞典編纂者」を取り囲む物語なんですねぇ。
読んでない方々には申し訳ないのですが、この装幀は国語辞書「大渡海」の装幀デザインなんです。


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ストリーとしては取り立ててエキサイティングなものは全然ないと思います。
でも、人が人の事を思い図ることの記述が何とも良いですわ。
・・・何度、涙したことか 

思い出すためのキーワードmemo

登場人物は帯に使われていたこれ↓でいいでしょう。
右から、先輩の西岡、本人(馬締:まじめ)、中央は香具矢さん、佐々木女史(派遣)、嘱託の荒木、松本先生。
あえてもう一人、馬締が下宿していた家主でかつ香具矢さんのおばさん「タケおばあさん」

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