別海から来た女 --- 佐野眞一 --- (単行本)

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滅多に読まない「アエラ」の書評ページで目にとまりました。

悪女や怪物を見るとアドレナリンが噴出する著者は、木嶋の原点を彼女の出身地、北海道・別海町に求めた。国に騙されて福井の寒村から別海へ入植し、そこで名門一族・・・云々

「別海」と「福井」の二文字に惹付けられて・・・即本屋で購入しました。


何だかね・・・書かれている内容とは違った感想をもってしまいましてね。

ここで取りあげている事件は、

小嶋佳苗と言うそれほどの美人ではない女性が結婚や性交渉をチラつかせて金銭詐欺を働いた、さらには睡眠薬練炭を使って三人の男性を殺害した

というものですが・・・

その1 この作者って、あまり趣味の良い人物じゃ無いんじゃない?
    露出癖??
その2 彼女の育った家庭環境とかは人格形成に深く関連すると思うけれど、
    出身の土地って・・・どうよ?
    ましてや曾爺さんが何処の生まれかなんて関係するのかな??
その3 なので、出身の町やら、爺さんの生まれ土地なんかを
    こんな風に「露わ」にする必要はないんじゃないのかな。

といった「感情」が湧きましたね。
と思いつつ・・・
明らかに矛盾、地名で飛びついたのは ken-taくんではないか!

木嶋佳苗についてはネット検索でも色々ヒットしますよ。

惹かれた理由の一つ。
北海道別海町には東京に戻る直前行きました。
ボクには良い町だと感じたけどなぁ。
その後の知識で・・・ここに暮らす人たちはやはり苦労してるんだなって思いましたけどね。




2009年1月30~31日 寺田隆夫 殺害の疑い
2009年5月15日 安藤建三 殺害の疑い
2009年8月5日頃 大出嘉之 殺害の疑い

2012年4月13日(金)さいたま地裁で「死刑」の判決。(即日控訴

今日と同じ、13日の金曜日でした。



2012年5月25日 第1刷発行
2012年6月15日 第3刷発行

発行所 株式会社 講談社




やっぱり・・・
やっちゃいましたね、この作者。(2012/12/15 追記)


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