久しぶりの浅田次郎。
ここのところ書に親しんでいなかったしね。やっぱし・・・こ難しいのは性に合わない。
でも、これは今までの浅田色とはチョイと違ってる気がする。まぁ、浅田色と言っても大きな色違いのある作家だし、そんな意味ではこれは新色なのだろうか。
ここのところ書に親しんでいなかったしね。やっぱし・・・こ難しいのは性に合わない。
でも、これは今までの浅田色とはチョイと違ってる気がする。まぁ、浅田色と言っても大きな色違いのある作家だし、そんな意味ではこれは新色なのだろうか。
思い返すためのメモだけど・・・身の安全のためには、文末の「解説」(有川浩)から引用しておくのが得策だな、同感だけど下ネタ有りだし。
「解説 触れるものみな王道に」(有川浩)
勇気を出して言ってみよう。
実は『星条旗よ永遠なれ』が一番好きだ。
夜ごと名士が集って秘密の話を披露する「沙高樓」、トリを飾るのは堂々たるシモネタである。
男の一生分の精子が打ち止めになると赤玉が出る、というような根も葉もない怪しい俗説の系譜である。
(中略)
沙高樓といえば各界の名士が墓まで持っていくはずだった秘密を打ち明け合うところだ。
(中略)
思いがけない結果を残した総裁選にまつわる秘話があり、大財閥の当主が一夜にしてすべての財を失った謎があり、馬主の一族が跡目問題をダービーに賭ける勝負譚があった。
聞き手の期待はいや増す。最後に語られるべき物語は一体?
(後略)
と、言う事で・・・最後の物語が『星条旗よ永遠なれ』でした。
へぇーそうなんだオチ
ん?なに?どうしたの?オチ
あらら、だいたんだこと!オチ
ん?なに?どうしたの?オチ
あらら、だいたんだこと!オチ
そして・・・
そろそろかぁ?オチ
そろそろかぁ?オチ
おあとがよろしい様で。m(_ _)m
2009年1月 徳間文庫刊
文春文庫より2012年1月10日 第1刷
文春文庫より2012年1月10日 第1刷