先々週の日曜日、野暮用があって恵比寿に出かけた。どうしても、時間つぶしの必要があってこれを買った。(新品で文庫本を買うのは久しぶり)
表題作の「夕映え天使」を含めて6編の短編集だ。
夕映え天使
切符
丘の上の白い家
樹海の人
どれもこれも・・・素晴らしい
長編『中原の虹』の執筆時期に平行して書かれた短編を集めた本だそうな。
一個人の感嘆だけど、何れノーベル文学賞候補に上がるかも知れないな。
短編なので読みやすい事もあるが、一通り読通すと・・・何やら感動を覚えるが、一体何に感動したのだろうか??と自問してしまい、再び読み返す、それも一度ならずだ。で、ようやく合点する。
「特別な一日」は凄い展開だと思う。
「琥珀」は四回ほど読み返したかな・・・なにせ、感が鈍いので。
初出
「この作品は平成20年12月新潮社より刊行された。」
新潮文庫 平成23年7月1日発行
因に今日のお昼は・・・
これ。
久々に札幌の醤油を欲したので行ったが・・・
ちっとも醤油らしくなかったわ。
なぜだ
まぁ、いいけど。