サヴァイヴ --- 近藤史恵 --- 単行本


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目指すのはゴールじゃない。そのもっと先にある、何かを掴みたいんだ――。
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他人の勝利のために犠牲になる喜びも、常に追われる勝者の絶望も、きっと誰にも理解できない。ペダルをこぎ続ける、俺たち(ロードレーサー)以外には――『サクリファイス』『エデン』に秘められた過去と未来が今明かされる。スピードの果てに、彼らは何を失い何を得るのか。日本・フランス・ポルトガルを走り抜ける、待望のシリーズ最新刊!
(「新潮社」HP 書籍紹介ページより転載)

「サヴァイブ」ってどんな意味だろうかって・・・
ネットで検索してみたけど、出てない。
「サヴァイヴァル」から来てるんだろうね。

サヴァイヴァー」は、『事故や事件、災害などに遭いながら生きのびた人』とか『闘病中の人、またはその病気の経験者』とあった。

・・・困難に立ち向かう、って言う意味かな。

帯にもあるサクリファイスとエデンは既読だ、それぞれこちら。

この本、同僚からの回し読み。
昨日手にして、一気に読んでしまった。前々作と前作から続いている物語、サスペンスの要素も若干だけど盛り込まれている。
どうやら、まだまだ続くようだわ。

【思い出すための登場人物とキーワード】

白石誓 通称チカ
以前のチームメイト マルケス と フェルナンデス

ワンデーレースの最高峰「パリ・ルーベ」(北の地獄)
チカの所属チーム、パート・ピカルディとエースのミッコ・コルホネン

日本のチーム・オッジ(白石誓も所属していたチーム)
伊庭和実の事故目撃
石尾豪(クライマー:登りが得意)
石尾係の赤城

チカの移籍先、ポルトガルのチーム「サポネト・カクト」
同じチームメイト、クレスカスの実家にホームステイ



ヨーロッパで選手経験のある、栗村修氏の「書評」はこちら