この作者に関しては、こちらの過去記事で紹介しております。旧第一勧業銀行にオツトメでした。 文庫本「失格社員」
2011年1月25日 第1刷発行。 発行者 幻冬舎 定価 1600円(消費税別)
この作品は「ポンツーン」2009年10月号から2010年9月号まで掲載されたものを、加筆訂正して発行とあります。
登場人物は
分厚い作りの割には読破は早かった。買ってから三日だったろうか。まぁ、暇と言えば暇なんだけどね。
物語は帯にある通り、合併で出来上がったメガバンク内のワンマン経営者に対する心あるサラリーマンの挑戦・・・ってな具合かな。
物語としては食いつきもよく中盤の惹き付けも良かったが、フィナーレが急ぎ過ぎと言うか陳腐に終わってしまったな、と言う感想だ。
時間が無かったのか?紙面がなかったのか?もったいない。