近江八幡散策(2010年9月18日 PM)

彦根駅から再び東海道線 に乗り込んで「近江八幡駅」へ向かう。
ここでレンタカー を調達。
 
滋賀県と言えば近江。
近江と言えば「メンソレータム
・・・を思い出してしまう ken-ta くんなのです。
 
そう メンソレータムは、かつては近江兄弟社から発売されていました。
例のオロナイン軟膏よりも以前から家庭の常備薬だった様に記憶する。
確か、近江兄弟社は一旦倒産し再建したが「メンソレータム」の販売権は無くなっていた。で、今は「メンターム」と言う商標で売っている。
 
その辺りの事(近江商人近江兄弟社)をネットでつらつら調べてみた。
 
近江八幡市(おうみはちまんし)
滋賀県中部、琵琶湖東岸に位置する。2010年(平成22年)3月21日、近江商人と水郷で有名な(旧)近江八幡市安土城で有名な蒲生郡安土町が合併して成立した。
 
近江八幡市は、豊臣秀次が築いた城下町を基礎として、近世は商業都市として発展した。いわゆる近江商人の発祥の地である。近世の風情がよく残る「新町通り」・「永原町通り」・「八幡堀周辺」・「日牟禮八幡宮境内地」は「八幡伝統的建造物群保存地区」として国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、時代劇の撮影場所としてもよく使われる。ウィリアム・メレル・ヴォーリズが住み、多くの近代建築作品を遺した地としても知られている。2005年9月1日には水郷地域160ヘクタールが景観法に基づく「景観計画区域」に指定された。これは同法の適用第1号である。さらに2006年1月26日には「近江八幡の水郷」として重要文化的景観の第1号に選定された。(Wikipediaより)
 
塗り薬「近江兄弟社メンターム」を中心に医薬部外品等を製造及び販売している。建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより1920年に「近江セールズ株式会社」として創業され、後に現社名へ変更された。キリスト教の信仰に基づいた社業では、「メンターム」など皮膚薬のトップメーカーとして着実な業績を挙げている一方、病院老人保健施設、学校なども経営している。また、一時はハモンドオルガンの輸入代理業務も行っていた。
本社は滋賀県近江八幡市魚屋町元29。企業キャッチフレーズは「Operations on Mission Industry」。
社名の由来は、近江と「人類皆兄弟」の精神から命名したものである。兄弟が設立した会社というわけではない。
 
ん??
ヴォーリズさんが建築家? って事はと思って調べてみた。
 
一粒社ヴォーリズ建築事務所ホームページからの転載です。
創立者W.M.ヴォーリズアメリカに生まれ、建築家を志す青年でした。しかし外国伝道を行っていた宣教師、Mrs.ハワード・テイラーとの出会いが、長年思い詰めていた建築家となる夢を放棄させてまで、彼を外国伝道への献身に導きます。
1905年(明治38年)英語教師としてヴォーリズは来日しますが、僅か2年で教師の職を失ってしまいます。学生への伝道に反発する人たちとの摩擦を避けるためでした。
1908年(明治41年)の暮れ、来日4年目が近づく頃、ヴォーリズは京都YMCA会館新築工事の監督を依頼されます。建築家への夢をあきらめ来日したヴォーリズは、くしくも伝道活動を続けるための経済基盤として、建築設計事務所を始めることになります。
その後、彼の伝道活動は近江ミッション(後の近江兄弟社)へと組織的発展を遂げ、その事業は輸入建材やメンソレータムの販売、医療、教育、出版など多岐に渡りました。それは「様々な職業を通じて、人間生活の基準となるような、キリスト的生活を徹底的に実践すること」を目指した、彼の伝道そのものでした。
 
成る程、そうだったのか。
 
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 原本はここ。 

池田町洋風住宅街(ヴォーリズ建築)

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旧西川家住宅 (国・重要文化財) に向かう

 
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西川(利右衛門)家は屋号を大文字屋と称して蚊帳や畳表を商い、江戸、大坂、京都に店を構えました。現在資料館として入館できる施設は3代目によって宝永3年(1706年)に建てられたもので、昭和58年1月に国の重要文化財に指定され、昭和60年10月より33ヶ月の工期を経て、改修されました。
昭和5年に後継者が無いまま11代目が亡くなり、約300年にわたって活躍した西川家は終焉を迎えました。
西川家の家訓は「先義後利栄・好富施其徳」。義理人情を第一とし、利益追求を後回しにすることが商売繁盛となり、得られた富に見合った人間形成を行えと説いています。

西川家の家訓、現代の企業家にも見習って欲しいものです。

八幡堀を歩く

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丁度、この日と翌日(9月18日、19日)の夜から「第13回 八幡堀まつり(町並みと灯り)」が行われるそうです。
八幡堀端では準備が着々と進められております。

たねや」の 近江米 つぶら

 
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このお餅、アツアツです。外側はカリッとしてまして・・・ 中には柔らかい餅とアンコが隠れてました。
奥に写ってるのは近江米の「ポン菓子」途中で買いました。 懐かしいですねぇ。

かわらミュージアム 

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「国内では珍しい瓦専門の展示館です。館内は八幡瓦を中心に展示紹介を行っています。」
とのご案内です。
 
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