トッカン 特別国税徴収官 --- 高殿 円 ---

高殿 円 (たかどの まどか)
 1976年兵庫県生まれ。ライトノベルの人気作家。ノンフィクションも書く。漫画、芝居、映画の原作も手掛ける。
 
ライトノベルって??
ライトノベルの定義に関しては様々な説があり、明確にはなっていない。ただし、日経BP社『ライトノベル完全読本』においては「表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説」とするものがあり、また榎本秋は自身の著書における定義として「中学生~高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた娯楽小説」としている。 (Wikipediaからの転載です。)
 
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これも、同僚からの回し読みだけど・・・「ライトノベル」の定義を見ると、チト焦るなぁ。 
でもまあ、この本の内容はそうでもなかろうだけど、やはり若者へのメッセージがふんだんにある。
なので、気力・体力が失せつつあるおじさんにも新鮮なメッセージであった。
 
巻末の説明書きに・・・・
 本書は≪ミステリマガジン≫2009年11月号から2010年2月号にかけて四回にわたり連載された小説を加筆訂正し、新たに第五話を書きおろし、まとめたものです。
とある。
 
なるほど。じつはこの第五話、二回も熟読してしまった。第一話から第四話が土台になって主人公のぐー子こと鈴宮深樹が、上司であるが好かん奴・・・鏡特官(特別国税徴収官)の人間を知って行く様子とその事を自分自身に還していく様が結構熱くて感動的だった。