なまずの集団発見

2010年7月24日(土)の夜でした。
丸岡の実家の前の小川、綺麗に護岸されています。

川幅約2~3m位、その日の水深は15センチ位だったでしょうか。
 
・・・実は、家の中でタバコが吸えません。 今まで吸っていたのに・・・末娘のキツイ一言で外でしか吸えない雰囲気になってしまって・・・
 
そんな訳で、外に出て吸っていると、水面がアチコチでバシャ!バシャバシャ!!としているではありませんか。
チョット気味が悪かったですね。
日中は小魚の群れが時々見れる位の川ですから・・・
暗闇にジッと目を凝らすと・・・
 
何だろ~
 
にょろにょろしてる・・・うなぎ?太すぎるな・・・
 
一瞬、なまず?とは思ったのですが・・・それにしてはデカイ。(自分の記憶の範囲では)
 
家に戻って、懐中電灯を持ち出してきました。
 
おお な・・・なまずだ。
 
イメージ 1
 
↑ ↓ 大小のセットがあちこちに居る。
 
イメージ 2
 
あら、小さいほうが大きいほうに体を巻き付かせている。↓
 
Wikipediaで調べてみた。
【生態】
基本的に夜行性で、昼間は流れの緩やかな平野部の河川、池沼・湖の水底において、岩陰や水草の物陰に潜んでいる。感覚器として発達した口ヒゲを利用して餌を探し、ドジョウやタナゴなどの小魚、エビなどの甲殻類、昆虫、カエルなどの小動物を捕食する。日本の淡水域の生態系では、食物連鎖の上位に位置するとみられる。一般的な活動水温は10-30℃の範囲とされ、冬期は泥の中や岩の間に隠れ、ほとんど動かない。
日本での繁殖期は5-6月が中心である。この時期になると群れをなして水田や湖岸など浅い水域に集まり、雄が雌の体に巻きつくという独特の繁殖行動の後、水草や水底に産卵する。卵の大きさは約3mmで黄緑色をしており、およそ2-3日で孵化する。仔魚は孵化の翌日にはミジンコなどの餌をとるようになり、個体密度が高い場合は仲間の仔魚にも攻撃を加えるなど共食いが起こる。雄は2年、雌は3年程度で性成熟に達する。
 
ってことは、小さいほうが「雄」なんだ。
イメージ 3
 
繁殖行動してるんだ。
でも、この場所でいいのかなぁ。
 
翌日の25日夜には・・・なまずっ子一匹見当たらなかった。
初めて見たものだった。
この川には生活排水は流していないと聞く。もちろんボクもタバコの吸殻などは投げ捨てていない。
少しずつだったけど、川も綺麗になっているんだ。
 
真夏の夜の出来事でした。