オレたちバブル入行組 --- 池井戸 潤 ---

久々に軽快な悪漢退治の物語に当たったようだ。(^^♪
世の中、こんな事が有るようで無いだろう~・・・でも有るかも知れないナ、有るナ。イメージ 2

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主人公は、東京中央銀行大阪西支店の融資課長 半沢直樹で、その妻の名は「花」。
石川県金沢市出身、慶応大学経済学部卒業。実家は螺子を造る中小企業を営む。

東京中央銀行は、産業中央銀行と東京第一銀行が合併した都市銀行

舞台は、東京中央銀行大阪西支店
 悪漢1:支店長 浅野 匤(ただす)・・・まるで、悪家老か悪代官。
 その取り巻き:副支店長 江島 浩 パンチパーマの武闘派


西大阪スチール(悪漢2 社長 東田 滿)が第一回目の不渡りを出して倒産し、五億円の無担保融資が焦げ付く。この融資の責任の所在を巡って物語が続く。
「計画倒産」の匂いと首謀者と共謀者の甘い汁。

連鎖倒産した竹下金属の竹下社長と半沢課長が手を組んで「悪漢」をあぶりだして懲らしめる過程と行内での悪漢退治の過程が、何とも言えず・・・ワクワクドキドキの月光仮面を見ているように面白い。

国税の査察は、黒田の脱税。

「本店面談」や「裁量臨店」での成り行きは正義は勝つ!ってとこか。(^^♪

最後は正義の大勝利 \(^o^)/