「浅田次郎」・・・平成の泣かせ作家?
知ってはいたが、「プリズンホテル」 以来、その文体って言うか、「笑わせる」タイミングと泣かせるタイミングが心地よくて・・・また手に取った。^_^;
短編集です。
聖夜の肖像
私を「優しく、あくまでも愛する」夫と、パリでの私の愛おしい恋人への忘れられない想い。
そして年月を経た出会い。その時の・・・優しさへの感謝?
私を「優しく、あくまでも愛する」夫と、パリでの私の愛おしい恋人への忘れられない想い。
そして年月を経た出会い。その時の・・・優しさへの感謝?
琉璃想
上司と部下と、部下の婚約者がその上司の永い間の愛人。上司が生まれ育った北京で告白する・・・
・・・「優しさ」と思い遣りかな?出来てしまった事と、そことの決別かな。涙だ。
上司と部下と、部下の婚約者がその上司の永い間の愛人。上司が生まれ育った北京で告白する・・・
・・・「優しさ」と思い遣りかな?出来てしまった事と、そことの決別かな。涙だ。
どれも、電車の中とか喫茶店で読んでいると突然泣かされる。
・・・みっともないけど・・・突然。
メガネをおもむろに外して、ポケットからハンカチを出して・・・
汗をぬぐう振りして目頭を拭く。
・・・はぁ~
・・・みっともないけど・・・突然。
メガネをおもむろに外して、ポケットからハンカチを出して・・・
汗をぬぐう振りして目頭を拭く。
・・・はぁ~
肩も時折、震えてしまった。
それにしても、よく泣かされたものだ。