セカンドウィンドウⅠ & Ⅱ  --- 川西 蘭 ---

この作者の本、「あねチャリ」で引き付けられてその前作にまで手が伸びた。
「Ⅰ」と「Ⅱ」が既に出ている。

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「セカンドウィンド Ⅰ」

主人公:溝口 洋、父は雅志(三才の時亡くなった)
      元郵便配達の自転車
祖父 徹平

佐久間多恵(洋の幼馴染) 多恵の父:大吉おじさん、母:恵子おばさん。
井崎照吾(村にアトリエを構える。自転車も好き)
女教師 山田(洋の通う中学校の担任)

南雲デンキ自転車部
 コーチ;黒岩繁雄、メカニック:徳永さん
南雲デンキ自転車部ジュニアクラブ
 そこに所属するライバル&友:南雲真一、今泉昇、清水元、江口修

田村自転車商会
 友人:田村 岳、親方=父(守)、ママ=祖母(ツネ)

金剛ケ峰自転車ロードレース大会
 謎の、「赤ら顔、鷲鼻、鋭い目の初老の紳士」

雲見峠
清姫峠:メデューサの一瞥


「セカンドウィンド Ⅱ」

南雲学園高等部に入学、乗雲寮に入る。

寮での同室者:浅月翠(イギリスに留学) → 後藤恒弘(病弱、MTBに乗り出す。)

 後輩:海藤慧

数学教師山田(中学の女教師の妹)

自転車部のメンバー
 ユキチ
 権藤アシスタントコーチ
 野中剛(一応、ライバル)

南雲一誠理事長
 澤村茜、池上美和子(お嬢)

清海女子学院
 多恵+深森百合

カナダからの留学生
 ジャン、ティム
 洋もMTBを経験する。

ミジンコでもわかる高校数学=同室、後藤の作

お祖父さん倒れる。

全国大会 ロードレース大会


【読後感】
これも、ジャンルは「青春スポーツ小説」である。でも、根性物ではない。
オジサンが読むようなものじゃないよ、ってのが世論かも知れないが、それは違う!
ヤル気とか覇気とかが「削がれかけそうな」ボク達おじさんにこそこんな物語が活力を与える、と思う。(^^ゞ
もう少し先の金色のゴールを目指してギアを上げてもう一踏み!って力だ。

こんな物語に出会って、感激でもあるし・・・奇跡かもしれない。

この本も「回し読み」
「Ⅰ」読み終えて、回す胴元に「Ⅱ」の催促をした。まだか!?、と。
「Ⅱ」も読み終えて・・・これで完結かと思っていたら、まだ終わらないようだ。

「Ⅲ」はまだ発売すらしていない。
完璧に作者「川西 蘭」の怠慢だ。

で、作者のブログがあった、→ http://blog.goo.ne.jp/ran_kawanishi2007/

出版社の都合とかもあって、まだ暫らくは出ない様だ。待ち遠しいぜ。