全5巻 小説の主人公:高村伸夫
ボクの頭の中にあった「渡辺淳一」は、かつて日経に連載されていた「化身」や「愛の流刑地」(「失楽園」も少し見たかも)で植えつけられたエロ小説家でしかなかった。
日経もこんなエロ小説連載して、まったく日経読者のおっさん達も大したことないべ、と。
2006年の春に北海道に異動し、渡辺淳一が北海道の出身で且つ医学博士だと知った。
エェ~ッ!そうなんだ・・・興味を持ったはじめでしたが、官能小説を読む気にもなれず、2009年春に再び東京に戻ってきて本を読む機会(通勤車中など)が増えたころ、この本が目に着きました。
どんなことがあって医者が小説家になったんだろう、この疑問を解きたくて一心に読みふけりましたが・・・文庫本の発売が読み進むスピードについて来ず、8月5日最終の巻が発売となりようやく読了です。
エェ~ッ!そうなんだ・・・興味を持ったはじめでしたが、官能小説を読む気にもなれず、2009年春に再び東京に戻ってきて本を読む機会(通勤車中など)が増えたころ、この本が目に着きました。
どんなことがあって医者が小説家になったんだろう、この疑問を解きたくて一心に読みふけりましたが・・・文庫本の発売が読み進むスピードについて来ず、8月5日最終の巻が発売となりようやく読了です。
この小説の時代は、昭和28年(1953年)から昭和45年(1970年)の間です。
渡辺淳一こと、高村伸夫の変遷も何となくわかったような気がします。それと同時に、炭鉱病院の描写でその時分の北海道、札幌の経済情勢がわかり興味深く読みました。
渡辺淳一こと、高村伸夫の変遷も何となくわかったような気がします。それと同時に、炭鉱病院の描写でその時分の北海道、札幌の経済情勢がわかり興味深く読みました。