資本主義崩壊の首謀者たち --- 広瀬 隆 ---

2009年4月22日 第1刷発行

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『近年、アメリカ合衆国の権力構造を政財界の人脈調査から精力的に分析・研究』から書かれそうです。

2008年9月15日、アメリカの大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」が破綻しました。
これ以前から「サブプライムローン問題」がニュースになっていましたが、凡人の自分にはよく判らない事でしたが、この破綻によって日本経済も不況の波がドッと押し寄せ企業業績に暗雲をもたらしました。

毎日それほど頑張ってもいなかったけどサボっても居なかった。あこぎに稼いでた訳でもないのに・・・一体何でこんな事になるんだろう???
損した者が居れば必ず儲けた奴が居る筈、と言う疑問でこの書を手に取りました。

が!やはり凡人でした。いまや世界中が繋がり、農業、工業、金融が複雑に絡み合って蠢いている状態の中にあって・・・理解の範囲を超えているようです。

ただ、やはり「金持ち」のところにお金は「集まる」「滞留している」事には間違いないようですし、またそうなるように「お金持ち」は国家を動かし世界を動かして、そんな仕組みを巧妙に造り上げているのですねぇ。


キーワードとしては、
 グローバリズム
 世界銀行IMFWTO
 アメリウォール街ユダヤ系財閥

 小泉元首相、竹中平蔵元経済財政・金融担当大臣

『平和は戦争の合間の休息』ってことを聞いたことがありますが、一国内であるいは国際間でこれ以上に貧富の差が拡大すると・・・貧民の暴動しかないかもですね。