読んだ本
こちらの方は、お固い学者さんなんだが下ネタがお好きだと聞いた。 なので、新宿の紀伊国屋書店に行ってこの本を探してきた。 こんな出だしではじまる。 人はいったい、いつごろから下着を身につけるようになったのだろう? いや、遠まわしな言い方はやめよ…
冬の時期は寒いせいか本を読む耽る場所が見つけられなくて進みません。 ・・・ええ、家の中ではあまり読むことはありませんね。大体は、飲んだくれているかテレビを見呆けているかの何れかですからね。 ひさびさに書店に入ったら目についたこの一冊。 パラ…
ここのところ・・・秋だと言うのに、「読」がすすみません。 「食」と「飲」は順調ですけど。 久々に、ようやっとの事で読み終えました。 ・・・結構長い間、鞄の重石になってました。 「明日はわが身」・・・いろんな意味合いで思い続けている言葉です。 親…
これを読み終えたので記録しなきゃ・・・って思ったのは10月の17日だった。 二週間も放置だ。 帯を外して写したが、帯には「祝・直木賞」とあった。 金融界専門語のことはてんでわからないけど・・・「田神札」の流通に係る物語。 登場人物には辛島と女子高…
かなり前から『何で戦争したんやろか?』という疑問を持っていた。 ・・・そう、もうかれこれ三十年ほど持ち続けたかな。 これを読んだからといって解決した訳ではないんですけどね。 加藤陽子 1960年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。 東京大…
今日は9月連休の第一弾最終日。 昨日、一昨日とチャリで凸腹を苛めたが今日はお休み。 日中は若干「残暑」だったけど、午後も遅くなると接近しつつある台風の影響か、涼しげな風が吹いてきた。 ・・・ようやく夏も年貢の納め時かな。 【本書のプロフィール】…
『東京ダモイ』を読み終えた後、「シベリア抑留」という事柄に何も知らない事に・・・おののいた。 なので、何か読んでみようと。 何せ大きなテーマなので、書物はあまた有る。 でも、こちらの受け入れキャパはそんなに無い。 先ずは、この辺りからだ。 上っ…
なんじゃこれは・・・ ってな感じですわ。 知らないことが多すぎる・・・って言うか、 「知らない」んですね、何を知らないのかも知らない・・・ でも・・・ 「知る」ことについては、楽しいし、嬉しいし・・・だな。 『ダモイ』の意味も、 シベリア抑留も…
祝! 直木賞 ってんで、版元は必死に売ってるんかな。 浅田次郎の言に従うなら・・・これから二、三年は書きまくらなきゃなんないね。 初出 「オール読物」(文藝春秋) 2005年12月号、2006年7、11月号、2007年3、12月号、2008年9月号 表題作も含めて…
先々週の日曜日、野暮用があって恵比寿に出かけた。どうしても、時間つぶしの必要があってこれを買った。(新品で文庫本を買うのは久しぶり) 表題作の「夕映え天使」を含めて6編の短編集だ。 夕映え天使 切符 特別な一日 琥珀 丘の上の白い家 樹海の人 ど…
目指すのはゴールじゃない。そのもっと先にある、何かを掴みたいんだ――。 http://www.shinchosha.co.jp/common/images/_.gif 他人の勝利のために犠牲になる喜びも、常に追われる勝者の絶望も、きっと誰にも理解できない。ペダルをこぎ続ける、俺たち(ロード…
白河法皇と待賢門院璋子(たまこ)との禁断の愛。法皇63歳、璋子15歳。2人の愛は、平安貴族社会を焼き尽くすほど激しく燃えあがった。 (キャッチコピー?から転載) 永久三年(1115年)初夏、白川法皇さまは六十三歳に、そして璋子(たまこ)さまは十…
この本も「回し読み」の本。新刊本、お値段は決してお安くはありませんから。^_^; で、この場合も 本の重量が重たそうで、題名も何やらややこしそうなもの・・・ だったので、一行目を読むまでにちょっとした時間が掛かった。 いやはや、二行目からは早かっ…
かなり前に「回って」きた文庫本。 何だかなぁって、映画化されたものを読む気もせず・・・ スポコンものが決して嫌いではないけど、好きではない。理由は、嵌るのがいやだから、ってね、天邪鬼な爺だ。^_^; アッと言う間に「掴む」 られた。 【思い出すた…
ここのところ、「軽い読み物」が続いている。 これも、重松 清 のコラム集。 2005年2月4日から2007年8月31日にかけて『夕刊フジ』に週一回掲載されたものからセレクトして発行されたもの。 手元にある本(文庫本)は、2008年1月16日第1刷発行のものだ。重…
「週刊現代」 1997/11/1号 より 1998/10/17号 連載 のエッセイ集だ。 作者の文中の言。 知人の私信を紹介するのは趣味だ・・・的なことを書いていたので、 (チョッと違うかも知れない。) この本の中の最高傑作部分(※1)をスキャンして載せる事にした。 …
「回し読み」の一冊。 本自体の厚みにもおののいていて・・・なかなか手に取る事が出来なかった。 が、今日の朝サボり喫茶店でページを繰り始めた。 すすむは・・・ススム。 一日で読了してしまった。 この本の(読み終わった)関係者は言っていた。 感動だ…
帯から これは官能小説なのか? もしくは企業小説? それともサスペンス? と、読み進めながら刻々と変わっていく事態に、昂奮したり緊張したりしていた私。そんな中で次第に思うようになってきたのは、これはにんげんの"弱さ"についての小説なのではない…
ブックオフで買ったのは、昨日(4/11)・・・今日(4/12)読んでしまった。 軽いと言っては作者に失礼だが、展開のテンポがいい。 この時期、先の展開がどうなるのかと・・・引っ張られるのは「不安」が増すだけで楽しめない。福島原発のせいだな。 そんな…
ken-taくんの家計簿を見ると・・・最初の一冊目を買ったのは2月の初めの様だ。 ここん処、読む気が湧いて来なかった。 このシリーズは、 「勇気凛凛ルリの色」 「勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛」(1995/10/7~1996/10/12) 「勇気凛凛ルリの色 福音につい…
この作者に関しては、こちらの過去記事で紹介しております。旧第一勧業銀行にオツトメでした。 文庫本「失格社員」 2011年1月25日 第1刷発行。 発行者 幻冬舎 定価 1600円(消費税別) この作品は「ポンツーン」2009年10月号から2010年9月号まで掲載された…
食欲の秋、運動の秋・・・芸術の秋。 読書の秋でもあるが、ここのところあまり進んでいない。理由はいろいろと思い付くが、元来それ程集中力が持続する性質(たち)ではない事も大きい。 それに加えて、最近テレビでも話題となった「海炭市叙景」(佐藤泰志…
ここのところ、浅田次郎モノが続いた。 ・・・テーマが結構重たくて 池井戸潤が軽いと言う訳では決してないけど、本屋に立ち寄ったらこれを手にしていた。 池井戸潤は三菱銀行出身の銀行マンだ。この小説も銀行が舞台になっている。 銀行と言う組織の中で「…
【この記事の始まりは、 こちら です。】 やはり・・・ 「思い出したくない!」って事だけの理由で捨て置けないです。 横道になるかも知れないが、連想した興味を綴っておく。 おおそうだ、その前に「占守島」の在り処を、だ。 赤い○印の中の矢印部分。 当時…
重たい本だった・・・ 毎日通勤バックに入れて持ち運ぶと、腕が伸びるような・・・ いやいや、そう言意味でも重たいけど・・・ 物語りも重たかった。 今日は、2010年10月18日。 世間では中華民国と「尖閣列島」で不穏な雰囲気になっているが、 この物語は太…
本書は書き下ろしです。 2010年9月17 第1刷発行 発行所 株式会社講談社 「帯書」より 爆殺---その朝、英雄の夢が潰えた。 張作霖爆殺事件。昭和史の闇に迫る超一級ミステリー 浅田次郎14年ぶり、渾身の書き下ろし! 「事件の真相を報告せよ」 昭和天皇の…
昨日から、一気に気温が下がってきた。いよいよ秋 こんな日々は、読書が似合う 富山特派員からボクに相応しい本が出ると知らせてきた。 でも、こう言う場合も「読書」って言うのですかネ。 日本初の「雑誌」×「PCネット」×「携帯」のクロスメディア小説だ…
楡 周平(にれ しゅうへい、1957年10月12日 ) プロフィール 東京生まれ。慶應義塾大学大学院修了、米国企業日本法人に入社。 勤務中に犯罪小説『Cの福音』を宝島社より出版。30万部を売り上げる。 その後は小説執筆に専念するために米国企業を退社。 (中略…
浅田次郎って・・・凄いわ。 富山特派員のお下がり本。だいぶ前から存在は知ってはいたけど、題名からして手に取る気が起らなかった一冊だった。 理由? 題名が意味不明だし、カタカナだし・・・ね。 この作品は学芸通信社の配信により、東京中日スポーツ・…
やっぱり、薄っすらと思ってた通りだった。 何度か手にした文庫本だ。 その度に…危険を感じて、回避した。 …そうだな。 悲し過ぎる物語りだ。 この作品は、1997年6月に徳間文庫より刊行されたものです。 文庫版 1999年12月15 第1刷発行 2007年1月10日 第36…